膝関節痛の人気有効成分15種・加齢とともに痛む膝・すり減る軟骨や筋肉量・早めの対策

人は歳を取るにつれて膝の調子が悪くなっていきます。
膝を曲げると痛い、階段の昇り降りがつらいなど人によって症状は様々です。
なかには膝関節変形症の恐れがある人もいます。
そんな一生使用していく膝に関するオススメ成分を15種紹介します。
2025-04-08更新
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比較リスト

成分名 オススメ度 効果 含まれる食べ物
プロテオグリカン 軟骨成分の維持,関節の可動性,関節痛軽減 動物や魚の軟骨,フカヒレ,きのこ
ポリメトキシフラボン 歩行能力の維持,血流上昇,代謝アップ ブラックジンジャー(黒しょうが),柑橘類
コラーゲンペプチド 軟骨成分の生成,関節の可動性 魚皮,豚皮,牛すじ,鶏手羽
グルコサミン 関節の可動性 カニ,エビ,動物軟骨
稲由来シリカ(ケイ素) 骨形成,関節の可動性,コラーゲン合成 大麦,小麦
カルシウム 骨形成 牛乳,小魚,海藻
マグネシウム 骨形成,関節の可動性 海藻,大豆,ひじき
ビタミンD カルシウム代謝,転倒抑制 魚介類,きのこ,卵
ビタミンK 骨形成,コラーゲン合成 納豆,ほうれん草,海藻
関節痛軽減 牡蠣,小麦,レバー
コンドロイチン 関節の可動性,カルシウム代謝 鶏皮,動物軟骨,フカヒレ
エラスチン 関節の可動性 鶏手羽,牛すじ,レバー
ヒアルロン酸 膝の健康維持 鶏軟骨,鶏手羽,豚足
オメガ3脂肪酸 関節痛軽減 青魚,亜麻仁油,ナッツ
MSM(メチルスルフォニルメタン) 関節痛軽減 牛乳,緑黄色野菜,コーヒー
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膝の痛みの原因!老化や軟骨のすり減り・膝関節変形症

人間の構造として、膝は全身の体重を支えており日々多くの負担がかかっています
したがって、特に何かしたわけではなくても痛みを感じやすい部位になっています。
そんな膝の痛みの原因は主に以下のようなものがあります。

膝関節軟骨のすり減り
歳を重ねるにつれて軟骨細胞の新陳代謝が衰え、膝軟骨の水分量や弾力性の低下し、軟骨が薄くなったり傷つきやすくなります。
すり減った関節軟骨や半月板の破片が滑膜を刺激して炎症を起こしたり腿骨と脛骨が直接ぶつかるようになることで痛みが生じます。
これらの症状を膝関節変形症(変形性膝関節症)といいます。

膝関節周りの筋力低下
筋力が落ちることで膝の周囲が不安定になり、関節軟骨への衝撃が増し痛みが生じます。中には歩行器を用いてでないと歩くのがつらいケースもあります。
下肢の筋肉が衰え始めるのは30代からといわれており、比較的若い人でも症状がみられることもあります。

肥満
体重の増加により膝にかかる負荷が大きくなり軟骨がすり減りやすくなります

O脚
O脚の状態が続くと、膝が外側へずれようとする力が加わります。
これにより、膝の筋肉のバランスが崩れ軟骨がすり減る原因にもなります。

運動不足
日々の運動が足りていないと自然と筋肉は衰えていきます
また、運動不足は肥満にもつながる可能性がある為、注意が必要です。

これらの主な原因により、40代以降から痛みを感じるケースが見られてきます。
中には30代からみられるケースもある為、早めの対策を心がけましょう。

膝関節痛への対策!医薬品とサプリメントの違い

膝関節痛は数十年かけて徐々に進行していくものです。
従って、日常の曲げる際や歩く際など、少しでも違和感を感じたら、もしくは感じる前にも早めの対策が必要となります。
対策方法としては以下のようなものがあります。

適度な運動,ストレッチ
膝関節の適度な運動には、ウォーキングやサイクリング、水泳、プール歩行、体操、筋トレなどが有効です。筋力低下の予防が期待できます。
運動やストレッチを行う際は、痛みを感じる手前で止め無理に行わないようにしましょう
日ごろから運動習慣の無かった人は急に運動を長時間行うと、膝を痛めたり膝に疲労をためたりしてしまう為、無理のない範囲で行いましょう。

正しい姿勢や座り方を心がける
歩行時も座位時も上半身が前かがみにならないように背筋を伸ばし、膝をまっすぐ前に向けましょう
また、長時間同じ姿勢で座ると血流が悪くなり膝への負担が増すため、30分に1回程度立ち上がったり足を動かしたりして血流を促しましょう。

サポーター・テーピング
サポーターやテーピングには、膝の安定性を高め負担を軽減する効果があります。
皮膚への圧迫刺激は、痛みを伝える信号よりも早く脳に到達するため、サポーターやテーピングを使用することで、痛みを感じにくくなる効果があると考えられています。
サポーターにも種類があり、通気性や保温性、締め付けの度合いなども様々です。
自分に適したサポーターを選ぶようにしましょう。

温湿布
慢性的な膝の痛みには通常の湿布ではなく、温かい湿布がおすすめです。
血流を促進や筋肉や関節のこわばりの緩和が期待できます。


これらは日常でできる対策になります。基本的には膝に違和感を覚えた場合は医者にかかることも検討しましょう。
中には医者にかかるのが面倒な方や、治療や薬の副作用に不安を感じる方もいるかと思われます。
そこで推奨したいのがサプリメントを用いた対策です。
サプリメントは健康の維持や増進、栄養補給などを目的としている「食品」です。
通常、ヒアルロン酸注射などの治療法や、「アルツディスポ」 「ルミフェン」 「アクテージ」などの医薬品は医師からの処方や専門家からの説明がないと手に入れることはできませんが、サプリメントは食品に分類されるので医薬品と異なり医師からの処方等は必要なく手軽に入手することができます。
医薬品ではない為、治療を目的とした使用はできませんが、毎日の対策としては非常に始めやすく効果的です。
中には「機能性表示食品」という分類のものがあり、これは消費者庁の承認のもと、科学的根拠に基づいて食品の機能性を表示されているサプリメントになります。
治療目的でないものの、「膝関節の動きをサポートし違和感を和らげる」などの効果を謳えるサプリメントがあります。
もちろんサプリメントに頼り切るだけでは不十分なので、ストレッチやサポーターなど上記のような対策をあわせて心がけるようにしましょう。
あくまでサプリメントは日ごろからの対策として摂取し、それでも異変を感じた際はきちんと医師の判断を仰ぐことを推奨します。

膝関節痛予防の代表的成分!軟骨成分や筋肉、骨形成などをサポート!

膝関節痛向けサプリメントの中でも種類がたくさんありどの商品を選べば良いかわからない方が多いかと思われます。
膝関節痛にアプローチする成分の中から代表的なものを紹介します。

プロテオグリカン・・・軟骨成分/関節の可動性
プロテオグリカンは軟骨の主成分の一つであり、関節の健康を維持するために非常に重要な役割を担っています。
くわえて、歩行時の膝関節の違和感を改善、予防するといった研究結果もでておりその効果が期待できます。

ポリメトキシフラボン・・・筋力/歩行力
ポリメトキシフラボンはブラックジンジャー(黒しょうが)に含まれる成分で、筋力に作用して歩行能力を維持する効果が期待されています。
摂取することで筋肉中の血流を増やし、エネルギー代謝を活発にする働きがあります。

コラーゲン・・・軟骨成分
コラーゲンもプロテオグリカンとあわせて軟骨の主成分の一つになります。
コラーゲンを摂取することで軟骨成分の生成が促進されるという研究結果があります。

グルコサミン・・・関節の可動性
グルコサミンには関節の動きをスムーズにする効果があるとされています。
加齢によって生成量が減少する傾向にあるとされています。

シリカ/ケイ素・・・骨形成/コラーゲン合成
シリカ(ケイ素)は骨の形成に関与しているミネラルです。
関節の軟骨や靭帯、腱などの組織に含まれており、関節の柔軟性を高める効果が期待できるほか、コラーゲン合成の促進も期待できます。

カルシウム・・・骨形成
カルシウムは言わずと知れた、骨や歯のの形成には欠かせないミネラルです。
カルシウムの摂取量が不足すると骨吸収が骨形成を上回り、骨の組織がもろくなってしまいます

膝関節痛対策にオススメの成分まとめ

前述の通り、膝関節痛を対策するにあたって、特に重要な成分は以下となります。

膝関節痛対策のオススメ成分
・プロテオグリカン
・ポリメトキシフラボン
・コラーゲン
・グルコサミン
・シリカ/ケイ素
・カルシウム

これらが含まれている食品・サプリメントを是非探してみてください。
サプリメントはあくまでサポート・健康維持が目的である為、サプリメントに頼りきらず、膝への負担を心がけた生活を行いましょう。
次のチャプター以降では 種成分それぞれの個別の説明をしていきます。
上記の成分以外の情報も載せていますので是非お確かめください。
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プロテオグリカン

オススメ度:★★★★★
期待できる効果:軟骨成分の維持,関節の可動性,関節痛軽減
含まれている食べ物:動物や魚の軟骨,フカヒレ,きのこ
プロテオグリカンは、「グリコサミノグリカン」と「コアタンパク質」という2つの成分が組み合わさってできています。
軟骨の主成分の一つであり、関節の健康を維持するために非常に重要な役割を担っています。
プロテオグリカンを摂取することで、軟骨成分を分解する酵素の働きの抑制が期待できます。
さらに、歩行時の膝関節の違和感を改善、予防するといった研究結果もでており、特に50歳以上の方の膝の曲げ伸ばし階段の上り下り時にその効果が期待できます。

評価:

5

ポリメトキシフラボン

オススメ度:★★★★★
期待できる効果:歩行能力の維持,血流上昇,代謝アップ
含まれている食べ物:ブラックジンジャー(黒しょうが),柑橘類
ポリメトキシフラボンは、ブラックジンジャー(黒しょうが)に含まれる成分で、筋力に作用して歩行能力を維持する効果が期待されています。
また、筋肉中の血流を増やし、エネルギー代謝を活発にする働きもあります。
日常活動時のエネルギー代謝において、脂肪を消費しやすくなる成分です。

評価:

5

コラーゲンペプチド

オススメ度:★★★★★
期待できる効果:軟骨成分の生成,関節の可動性
含まれている食べ物:魚皮,豚皮,牛すじ,鶏手羽
コラーゲンもプロテオグリカンとあわせて軟骨の主成分の一つになります。
コラーゲンを摂取することで軟骨成分の生成が促進されたり、関節の動きを改善する効果が期待できます。
摂取の際はなるべく低分子のペプチド化されているものを選ぶことで吸収効率が上昇します。

評価:

5

グルコサミン

オススメ度:★★★★★
期待できる効果:関節の可動性
含まれている食べ物:カニ,エビ,動物軟骨
グルコサミンは、関節の軟骨の成分の一種です。
CMなどでも耳馴染みのある方もいるかと思われます。
グルコサミンを摂取することで、年齢を重ね軟骨がすり減った関節や骨の動きをスムーズにする効果があると考えられています。

評価:

5

稲由来シリカ(ケイ素)

オススメ度:★★★★★
期待できる効果:骨形成,関節の可動性,コラーゲン合成
含まれている食べ物:大麦,小麦
シリカ(ケイ素)は骨の形成に関与しているミネラルです。
関節の軟骨や靭帯、腱などの組織に含まれており、関節の柔軟性を高める効果が期待できます。
また、コラーゲン合成の促進も期待できる為、あわせての摂取が望ましいです。

評価:

5

カルシウム

オススメ度:★★★★★
期待できる効果:骨形成
含まれている食べ物:牛乳,小魚,海藻
カルシウムは言わずと知れた、骨や歯の形成には欠かせないミネラルです。
カルシウムは食物から摂取され、小腸でビタミンDなどの働きにより吸収されます。
カルシウムの摂取量が不足すると骨吸収が骨形成を上回り、骨の組織がもろくなってしまいます

評価:

5

マグネシウム

オススメ度:★★★★
期待できる効果:骨形成,関節の可動性
含まれている食べ物:海藻,大豆,ひじき
体内のマグネシウムの約6割が骨に含まれているほど、骨と密接な関係のある成分です、
マグネシウムには骨の弾力性を保つ効果や、関節を滑らかな動かし関節痛の改善効果が期待できます。

評価:

4

ビタミンD

オススメ度:★★★★
期待できる効果:カルシウム代謝,転倒抑制
含まれている食べ物:魚介類,きのこ,卵
ビタミンDはカルシウムの吸収を促進して骨の形成を助けたり転倒を抑制する作用があるという報告がされています。
ビタミンDが不足すると骨の脆弱性が増し、軟骨や骨の健康に関連する問題が生じやすくなります
関節の炎症を抑えるためにビタミンDが消費されることや、痛みのために外出が減少し日光浴が不足する影響で、関節痛に悩む人はビタミンDが不足しやすい傾向にあります。

評価:

4

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ビタミンK

オススメ度:★★★★
期待できる効果:骨形成,コラーゲン合成
含まれている食べ物:納豆,ほうれん草,海藻
ビタミンKは、カルシウムの骨への沈着を促したりコラーゲン合成を促進するなどで、骨の形成を促進する働きがあります。
ビタミンDとあわせて摂取したい、骨形成に関わる大事なビタミンです。

評価:

4

オススメ度:★★★★
期待できる効果:関節痛軽減
含まれている食べ物:牡蠣,小麦,レバー
銅は、骨や血管の健康を維持するのに役立つミネラルで、関節や筋肉の痛みを和らげる効果が期待されています。
銅が不足すると、骨以外にも貧血や神経の乱れなどにも影響する為、摂取を心がけましょう。

評価:

4

コンドロイチン

オススメ度:★★★★
期待できる効果:関節の可動性,カルシウム代謝
含まれている食べ物:鶏皮,動物軟骨,フカヒレ
コンドロイチンはサメやウシの軟骨から抽出するか、合成製造される成分です。
コンドロイチンはプロテオグリカンの一種で、関節軟骨の弾力性や保水性を高め、関節痛の改善に役立つとされています。
また、カルシウムの代謝にも関係しており、骨の成長や骨折時などの回復を支える働きがあるとされています。

評価:

4

エラスチン

オススメ度:★★★
期待できる効果:関節の可動性
含まれている食べ物:鶏手羽,牛すじ,レバー
エラスチンは、関節の靭帯や軟骨を弾力的に保ち、関節の動きを滑らかにする役割があります。
加齢とともにエラスチンが減少すると、関節の曲げ伸ばしが困難になったり、怪我をしやすくなったりする可能性があります。

評価:

3

ヒアルロン酸

オススメ度:★★★
期待できる効果:膝の健康維持
含まれている食べ物:鶏軟骨,鶏手羽,豚足
注射での治療が有名なヒアルロン酸ですが、ヒアルロン酸を多く含む食品を摂取することで、膝の健康を維持できる可能性があります。
しかし、経口摂取からのデータは不十分であるという側面もあります。

評価:

3

オメガ3脂肪酸

オススメ度:★★★
期待できる効果:関節痛軽減
含まれている食べ物:青魚,亜麻仁油,ナッツ
オメガ3脂肪酸は、体内で作ることができない必須脂肪酸で、魚や亜麻仁油、えごま油などに含まれています。
オメガ-3脂肪酸は炎症を抑制し、軟骨の炎症性の変化を軽減する可能性が示唆されています。

評価:

3

MSM(メチルスルフォニルメタン)

オススメ度:★★★
期待できる効果:関節痛軽減
含まれている食べ物:牛乳,緑黄色野菜,コーヒー
MSM(メチルスルフォニルメタン)は穀物や牛乳、緑黄色野菜などに含まれる有機イオウ化合物の1種です。
健康・美容方面で様々な効果が期待されており、中には関節痛筋肉痛炎症を抑える効果も期待されています。

評価:

3

おわりに

以上15種類が、膝の痛み、軟骨のすり減りでお悩みの方へのオススメ成分となります。
気になる成分はありましたでしょうか。
痛いと感じる前に、ストレッチやサポーター等と並行して有効な成分をチェックしてみて下さい。

比較リスト

成分名 オススメ度 効果 含まれる食べ物
プロテオグリカン 軟骨成分の維持,関節の可動性,関節痛軽減 動物や魚の軟骨,フカヒレ,きのこ
ポリメトキシフラボン 歩行能力の維持,血流上昇,代謝アップ ブラックジンジャー(黒しょうが),柑橘類
コラーゲンペプチド 軟骨成分の生成,関節の可動性 魚皮,豚皮,牛すじ,鶏手羽
グルコサミン 関節の可動性 カニ,エビ,動物軟骨
稲由来シリカ(ケイ素) 骨形成,関節の可動性,コラーゲン合成 大麦,小麦
カルシウム 骨形成 牛乳,小魚,海藻
マグネシウム 骨形成,関節の可動性 海藻,大豆,ひじき
ビタミンD カルシウム代謝,転倒抑制 魚介類,きのこ,卵
ビタミンK 骨形成,コラーゲン合成 納豆,ほうれん草,海藻
関節痛軽減 牡蠣,小麦,レバー
コンドロイチン 関節の可動性,カルシウム代謝 鶏皮,動物軟骨,フカヒレ
エラスチン 関節の可動性 鶏手羽,牛すじ,レバー
ヒアルロン酸 膝の健康維持 鶏軟骨,鶏手羽,豚足
オメガ3脂肪酸 関節痛軽減 青魚,亜麻仁油,ナッツ
MSM(メチルスルフォニルメタン) 関節痛軽減 牛乳,緑黄色野菜,コーヒー

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